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名古屋市衛生研究所監修 マダニに気をつけよう

マダニに気をつけよう

志段味地区は豊かな自然に恵まれたまちで、身近な自然に触れあい、親しめる環境があります。でも、だからこその危険もあります。今回は志段味地区で特に気を付けたい虫、“マダニ”について紹介します。

目次

“マダニ”とは?

ダニのなかまで、動物に取りついて吸血することで成長していきます。
山林や草むらなどの屋外に生息して、近づいてきた動物や人にかみつき吸血します。イノシシやシカなどの野生生物が出没する環境に多く生息しています。

マダニ

マダニによる被害

マダニは人や動物に取りつくと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、数日間(長いもので10日間にもなります)吸血します。マダニにかまれても痛みや痒みはほとんどありませんが、マダニが日本紅斑熱リケッチアや SFTS ※ウイルスなどの病原体を持っている場合があり、かまれることで病原体に感染してしまう危険性があります。感染を防ぐには、マダニにかまれないようにすることが重要です。

※SFTS(重症熱性血小板減少症候群)…マダニが媒介する感染症。発熱・倦怠感・下痢などの症状が出ることがあり、重症化すると意識障害や出血症状を伴うことも。

マダニから身を守るには

マダニから身を守るため、野外で活動するときには長そで長ズボンを着て、肌の露出を減らしましょう。マダニを寄せ付けないために虫よけ剤の使用も補助的な効果があると言われています。
野外での活動後は、シャワーや入浴などで身体にダニがついていないか確認するようにしましょう。

もし、マダニにかまれてしまったら、無理に取り除こうとせずに皮膚科等の医療機関で処置を受けてください。かまれた後は数週間程度は体調の変化に注意し、発熱などの症状があった場合には、医療機関で「マダニにかまれた」と伝えて診察を受けてください。

マダニから身を守る服装と方法

マダニから身を守る方法
マダニから身を守る方法2

ペットも要注意

マダニは野生生物や人だけでなく、イヌやネコからも吸血します。イヌやネコもSFTSウイルスに感染することがあり、感染すると発熱や食欲不振などの症状が現れます。また、SFTSウイルスに感染したイヌやネコの体液に触れることにより、私たち人間が感染する事例も報告されています。ペットにもマダニにかまれない対策が重要です。
散歩をするときには、草むらなどをできるだけ避け、散歩した後はブラッシングするなどマダニの付着や持ち込みを防ぎましょう。マダニの駆除・予防薬の投与についても是非検討してみてください。

名古屋市衛生研究所ってどんな所?

名古屋市衛生研究所は、感染症や食中毒、食品・水質・生活環境など、市民の健康と安全に関わる検査や調査研究を行う施設です。2020年に瑞穂区から守山区桜坂へ移転し、志段味エリアから名古屋市民の暮らしを陰で支えています。
 中でも「感染症対策調査センター」では、マダニや蚊、スズメバチなど、健康被害につながる可能性のある生き物を調査しています。職員が市内の公園や緑地に出向いて採集し、施設に持ち帰った後、種類や数、ウイルスの有無などを調べます。こうして集めたデータは、感染症の発生リスクの把握や、保健センターでの注意喚起・予防啓発に活用されています。
 普段はなかなか知る機会のない施設ですが、住民が安心して健やかに暮らすために欠かせない、地域の安全を科学で見守る大切な拠点です。

名古屋市衛生研究所

施設で発見!志段味のスゴい人

衛生研究所感染症対策・調査センター所長の上田さんは、パワーリフティングのアジア大会で優勝経験のある”スゴい人”。体調不良を機に通い始めたジムで声をかけられ、ベンチプレス競技のアジア選手権大会で金メダルと、最優秀選手にあたる「ベストリフター」を獲得。現在は現役を引退されています。

メダル

上田さん
パワーリフティング

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